和製フェラガモ
先日、母親と共にお客様と話をしていた時の事。
名古屋の大病院の整形外科部長を務めた同級生も居れば、靴職人も居ると言いはじめました。
年齢と共に骨が変形してくると、歩きにくくなる。
そうすると、更に歩かなくなるから変形が進む。
左右の足は若い人でも微妙にサイズ等も違うというのは知られている事だと思いますが、年齢を重ねるとその差は更に大きくなるから、その母の同級生のお医者さんは、患者さんによっては、町内にあるその靴店を紹介するのだそうです。
その靴店では、ひとり一人に木型を作成して、丁寧に手作業で仕上げるとの事。
足に合った靴は、高くてもとても歩きやすいのだそうです。
イタリアの超有名ブランドのフェラガモも、そういった伝説を持つメーカーという事を聞いた事があります。
「歩けなかった少年が、靴職人フェラガモの靴を履いたら歩けるようになった」
というものです。
若い頃に、デザインに惹かれると、東京上野まで革ジャンや靴(ブーツ)を買いに行った事のある自分の町内にそんな素敵なお店があったとは灯台基暗しな出来事でした。
その靴店の名前は中根靴店といいます。
2009年 9月 12日掲載
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