まあるい心
近隣の町に住む作家さんに、「にわぜんきゅう」さんと言う方がいらっしゃいます。
弊社の商品、八福神漬も気に入っていただいて、ギャラリーでも取り扱いをしてくれています。
ぜんきゅうさんの絵は、優しい顔のお地蔵さんが多く、私が会長を務めるちた岬倫理法人会でもイメージキャラクターとして、使用させていただいています。
~私の顔がまん丸なので、似顔絵か?と言われたりします。 (^_^;)~
お地蔵さんの絵と共に一筆入っている言葉も普段忘れがちな事や、励まされる言葉が多く、はがき集を時々購入させていただいています。
その中でも、私が大事にしている言葉が、「まぁるい心で生きていたい」というものです。
利便性やコストを追求した世の中は、同時に自分さえよければ…という人を多くしてしまっていないでしょうか?
遊ぶ金欲しさに簡単に人を傷つける若者や自分の感情を優先させるあまりに子供の子育てを放棄する親。
テレビで連日報道される悲惨なニュースは、子供に見せたくないような事ばかりです。
身近なところでも、個人的に仲の良かった友人の会社が最近2軒程倒産をしました。
この2軒の友人に共通するのは、倒産する前は笑顔が少なくなっていた事です。
会社の業績が悪くなっていれば誰でも当たり前な事ですよね。
しかし私は、倫理法人会に入会して先輩経営者に教えていただく内容は、どれもこのような世情とは正反対の事ばかりです。
とてつもなく苦しい状況下であるにも関わらず、どこまでもポジティブな人。
空元気も元気の内と、笑顔を絶やさず、諦めない人が多いのです。
よく言われるのは、
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と自分の未来だけ」
この言葉の持つ意味を本当に理解できたなら、自分を取り巻く環境がどんなんに苦しいと感じる状況でも「まあるい心」で生きていけるのではないかと思います。
そう、苦難とは自分が感じるもので、他人から見れば取るに足らないような些細な事柄であることもあるのです。
以前の自分は、なんで自分だけ…と被害妄想を持っていました。
最近は、苦難という言葉ではなく苦難感と言うように心がけるようにしています。
希望は心の太陽とは良くいったものです。