新年度スタート
弊社は9月末が決算なので今日から新しい年度がスタートです。
昨年は、(も、かな)小さなつけもの屋を取り巻く環境は大変厳しく下がる一方の売上にも苦心させられました。
只、こういう時期だからこそ基本に戻って元気出していかなきゃって思える自分になれているのは様々な人のご縁や教えがあっての事だと感謝しています。
これからも、作物を提供してくれる近隣の農家さんの為にも頑張って美味しいものを作らなきゃと思います。
先月の下旬に4ヶ月間50時間にわたる「農商工連携人材育成セミナー」という勉強会の全てのカリキュラムが終わりました。
我町武豊町からは私だけだったので、どれだけのヒントを得られ、それをどれだけ持ち帰れるかとの思いで参加していました。
私が感じたのは、これからの地方の活性化これまでのように行政区の枠に囚われていては益々難しくなるという事でした。
例えば何かのイベントやプロジェクトをする時に、武豊町ではなく、知多半島の中の武豊町という観念が必要だという事です。
前のコラムに書いた町おこし委員会でも、以前から武豊町の観光パンフレットを作るよりも知多半島のパンフレットを作るように進言したりしてきましたが、その度に予算の出所がどうのという理由で却下されてしまいます。
愛知県も観光推進事業の一環でエコツアー企画の支援をしたりしていますが、食旅にしろ体験観光にしろ遊びに来られる方にとっては同じ知多半島だという事を我々受け手が認識しておかなければなりません。
二宮尊徳翁が言うタライの水の例話のように、かき寄せようとしていては、水面の花びらは脇から逃げていくばかりなのだと早くわかって欲しいと思います。