8月23日
2年程前から、先祖の墓に毎日線香と水を取り替えるだけですが墓参を日課にしております。
はじめたのが2年前の8月25日、とりあえず100日のつもりで願掛けではないですがはじめて、それが2年を過ぎました。
その間、5~6日行けなかった日もありますが今でも毎日の日課になっています。
先日墓参りの道すがら聞いていた情報番組で始めてしったのですが、この日は昭和20年の8月23日にソ連の指導者スターリンが武装解除した日本軍の捕虜をシベリアに送る指示をした日なのだそうです。
私の祖父もシベリアに抑留され強制労働の末、翌年8月に抑留先で没しております。
敗戦は20年8月、祖父が没したのは21年8月、子供の頃は疑問にも思っておりませんでしたが、祖父の子である私の母の思いはいかばかりかと思うようになりました。
毎年、靖国神社への墓参を欠かさず、シベリアへの墓参にも出掛けた母を見ているとつくづく靖国という場所は「約束の場所」なんだなぁと感じます。
学生時代に靖国神社の裏手にある相撲場で試合があったので幾度も靖国神社には行きましたが、当時は特別な感慨もなく手を合わせておりましたが、今はあの戦争の是非はともかくまさしく国を靖んじ、家族を守るために戦った先輩方への感謝とその一人に祖父も居る事を誇りに思い手を合わせたいと思います。
因みに、今では8月の23日にシベリア抑留者の慰霊祭が行われているそうです。