かわら版【社長気まぐれブログ】
店主の青木は長年ガラケーで頑張ってきましたが、携帯各社からのお値打ちプランも出そろい
高すぎると思っていた携帯料金が3000円台になっていると聞いて検討していました。
青木は息子のお古のアンドロイドのスマホをウォークマン(古いか)や電子辞書代わりに
自宅と会社のWi-Fi環境下で使っていましたが、今回はリンゴマークのにしました。
そして、設定から電話のかけかたまで息子に教わりながら、インスタグラムも始める事に。。。
パソコン通信と言われていた時代からパソコンはいじっていましたが、昨今のSNS流行りの中、
一応かじっては来ているものの、いいねボタンの催促をされるような煩わしさが嫌でツイッターや
Facebookも放置したままで早数年たちます。
昔頭のせいか、「パソコンで・・・」と思って取り組んでみたら、スマホでやるほうが断然早い。
時代は変わってきているとつくづく痛感いたします。
今回はあまり気負わずに、ガラパゴス頭のリハビリも兼ねて、お客様から教えていただいた
つけものを使ったレシピや面白い使い方などの紹介をメインにしてゆるく発信していこうと思っています。
ご興味のある方は #丸ヨ青木商店で検索していただくか、下のQRコードを読み込んで覗いてみてください。
先日、FⅯ愛知さんの 『安城電機 presents Hi-VOLTAGE!』 という番組にご縁をいただきました。
何年か前にも同局に取り上げていただいたのを、制作の方がウチを覚えていてくださって、また声をかけていただいたのです。
聞いた人から「聞き苦しかった」と言われましたが、電話での参加だったので致し方なかったのかもしれません。
私は未だにガラケーを使っているのでこれも一因だったのかも。。。
出演者の方から「旨い!」との評価をいただいたのが何より嬉しかったです。
因みに二十年程前の話ですが、化学調味料を使わずに昔乍らのレシピで沢庵製造に取り組み始めた頃、
板東英二さんのテレビ番組に取り上げられた時は、坂東さんの評価は一言「不味い!」でした。
今でもその時の悔しさは忘れませんし、その悔しさがその後の商品づくりに力をくれたのかもしれません。
作り手としては、旨いという評価はなにより力をいただけますし、不味いという評価は悔しさと共に「なにくそ」という闘志を掻き立てられます。
只、あまりに多すぎる数の評価は、多かれ少なかれその言葉に一喜一憂してしまいますし、マイナスの気持ちの中からは良いインスピレーションやアイディアは産まれないものだと思っています。
SNSをしていた頃は、知人の発信の度に「いいね」を強要されるように感じていましたし、また自分の行動を映像化し文章をつけますが、その文章を作る際、ほんの少しばかり誇張したり自分を良く見せようとする気持ちが働きます。
私はこの、「ほんの少しばかり」が次第にエスカレートしてウソに発展していく可能性に危機感をいだきました。
弊社が大手の販売サイトに出店していない事、会社も私個人としてもSNSを止めてしまった事の理由がココにあります。
かと言って、商売は先ずウチの商品を知っていただく事、作り手の心情を知っていただく事が肝要であるとも思っています。
と云う理由で、弊社はこの地味なブログと極希にメディアに取り上げていただくのがちょうど良い加減だと思っている次第です。
FⅯ愛知さん、安城電気さん、ありがとうございました。
以前に節分についてお話しを書き込んだ事がありますので今回は後後話です。
なぜ豆をまくのか?について、まんざら眉唾でもないと感じたお話を伺ったのでご紹介です。
中国の古事に桃は邪気を払う効果があるとされたのが一因とされているそうです。
その桃の代わりにいつしか豆をという事なのかもしれません。
桃源郷という言葉にも桃の字が使われているのも無関係ではないように思えます。
前回投稿の続きのような話ですが、先日タイトルのようなところから電話がまいりました。
例の如しで、現場仕事中であり長電話している暇がない故、もう一度社名を聞くと「GO TO **事務局です」と・・・。
そこで、社名が「ゴーツー・・事務局なのか?」と聞くと「はい、そうです」と臆面もなく答えてくれました。
いかにも人が勘違いしそうな会社名にはそれ自体に悪意を感じますので、興味がないので失礼しますと電話を切りましたが、心が寒くなりました。
電力会社の契約電力見直し申請もそうですが、事によると違法ではないのかもしれませんが、真っ当な日本人の考える事ではないように思います。
そんな会社で電話をかけている(もしかしたら、受託会社かも)社員も不幸だと思います。
週に何度もかかってくる見知らぬ会社からの営業電話があります。
「営業の電話ですか?」と尋ねると、違いますと答え、聞いたこともないカタカナの会社名を名乗り立て板に水という感じで説明を始める。
しかしその多くは非常に滑舌が悪く、早口にまくしたてるのでほとんど聞き取れない場合が多い。
その多くはインターネット回線や電話サービス、事業用電力が安くなりますという趣旨のものだが、こういう話に乗る人っているのだろうか?
私は突然かかってきた聞いたこともない人は信用できないし、特殊詐欺と同列に思えますので、昔は超辛い塩対応でしたが、最近はもの言いを少し変えるようにしました。
だいたい何の名簿を見て電話してきているのかわからないのも気持ち悪い話ですし、そんな電話に無駄な時間を取られるのも嫌なので塩対応には違いはありませんが。
そういう時は相手にお構いなく「今手が離せない仕事をしているので、電話番号と社名、をもう一度教えてくれ。 必要ならこちらから電話します」というようにしています。
こう言うと殆どの会社が電話番号を言おうとしません。 この時点で真っ当な会社かどうかがわかります。
よしんば相手が電話番号を言ったとしても「必要ならこちらから電話します」と言っているので相手からの再電話もある程度ブロックできます。
景気が悪くなるとこういう詐欺まがいの電話が増えてきます。 巷では安倍首相の退陣によって次期総裁の話題で持ち切りなようですが、一小市民としては、こちらも日本の国益や国民の事を一番に考えてくれる真っ当な人になっていただきたいと思う今日この頃です。
愛知県の特産野菜(であるらしい)のかりもり(堅瓜)の粕漬けがやっと出荷できるようになりました。
私が作る漬物の中で一番好きなこの商品は年々作ってくれる農家さんが少なくなってきています。
そういう理由ばかりではないでしょうが、今年の初荷は6月に入ってからでした。
先日家にもって帰ったら私の影響か全員麦茶でお茶漬けで食べてしまいました。
マスク不足が叫ばれるようになって数か月になりますが、私が毎日通う市場でも手作りマスクが主流を占めるようになってきました。
ニュースによると東京のある地域では50枚入りのマスクが山積みになっているという。
それも、先週は5000円、今週は4000円というような値下がり具合だそうです。
何処かの誰かが投機対象として抱えていたものが流通しはじめた感がありますが、そもそもマスクの大半が中国製だった事にこの騒動の原因があるようにおもいます。
災害の多いこの国で衛生用品を他国依存にする事の恐ろしさを実感します。
国の要請を受けてかは知れませんが、今は家電のシャープやアイリスオーヤマという大手企業がマスク製造に乗り出したようですが、弊社も今後購入する使い捨てマスクは、国産を購入する事にしました。
デフレ圧力が厳しい時間が長かったからに他なりませんが、「1円でも安いもの」に価値が見いだされ、コストを下げる為に海外製造、というサイクルは日本が経済も気持ちもどんどん貧しくなっていくように感じます。
映画の好きな店主はレンタルで借りてきて見るのも趣味の一つですが、その中で気に入った物はソフトを購入したりします。
その中の一つにフランシス・F・コッポラ監督のウィンズと言うのがあります。
アメリカズカップ?というヨットレースを題材に出場者の人間模様を描いた秀作だと思っていますが、ヨットの理論やレースの戦術などもわかりやすく描かれていました。
マッチレースの場合後ろの艇に強い風を与えないように常に風上に立ちふさがる先行艇と、その影響下から外れたい後続艇が風を読んでポジションを奪い合う様は正に洋上の格闘技という感じでした。
弊社は風が吹けば飛ぶような零細企業ですから、大船に対抗する気も毛頭ありませんが、大手のやらない事、つまり作るのに手間がかかったり、時間のかかる事だったりを面倒くさがらずにする事を心がけてきました。
そんな取り組みを特に意識し始めて早10年以上になりますが、最近は、「旨い漬物が欲しい」というお客様からのオファーをいただく事が時々ですが増えてまいりました。
特に販売店ではなく直接お客様に食事を提供する業種の方々が多いように感じます。
コロナウィルスの感染拡大が日々のニュースで取り上げられない日がない状況が続いていますが、巷でマスクが品切れ状態が続いています。
弊社でも作業中に使用する不織布マスクのストックが底をつきそううになってきました。
そこでパートさん達に、テレビでお医者さんが言っていたもので有効そうなものを紹介して再利用に協力してもらっています。
先ず、中性洗剤で洗って天日干し乾燥する方法
不織布マスクは洗濯機で洗っても数回は使用できると思いますが、できるだけ毛羽立ちを抑えるために揉み洗いの方がよさそうです。
次亜塩素(ハイター等の漂白剤)を使用する方法
漬け置きして水分が十分にしみ込んでいれば数時間で殺菌完了。
匂いが残りますが、熱湯を潜らせてから天日干しすれば大丈夫です。
どちらも自分で試して、早2週間程になりますが、匂いや使用感などもさほど無く、十分使用できていると思います。
簡易マスクなど、どちらかと言うと気休めだとも思いますが、仕入れや配達の際などの時にはもはやエチケットの感が否めませんのでいつも車に数枚は洗い替えをもって出かけています。
先日、ある人との会話の中で、最近の日本社会はコンプライアンスとガバナンスが2大キーワードになっているという事で意見が一致した事がありました。
その後、その事をしばしば思い出す事がありこのキーワード自体が日本人の意識に馴染まないのではなかと思い至りました。
確かにこの二つの事は企業にとっても社会にとても大切な事だと思います。
しかしそれは最低限のラインであって、それをクリアしているから何をしても良いというものではない筈です。
例えば、コンプライアンスを直訳すると法令順守となりますが、逆を返せば違法か、或いはそれを縛るルールがなければ、力のある者が都合のよい解釈で物事を推し進めるという実態は過去の事実がそれを証明している事でしょう。
しかし、此れを「理念」や「道徳」、「志」と日本語で表記した時に我々日本人はその言葉にどんな意味をかんじるでしょうか。
実際にあった話を例にあげれば、日本を代表する家電メーカーのパナソニックと東芝の隆盛と衰退は記憶に新しい事でしょう。
石油ファンヒーターで事故が起きた時、その製品の保障期間はとうに過ぎていたにも関わらず、パナソニック(当時はナショナルかも?)新聞は無論の事、テレビCMの枠を事故の危険と製品回収を告げる告知に差し替えたといいます。
そのコストは何十億にも達したそうですが、その徹底した顧客主義により消費者に支持される結果となったそうです。
一方東芝は・・・、皆さんがご存知の通りの有様になってしまいました。
トップとて人間ですから、判断ミスすることはあるでしょうが、そのミスへの対処如何で、その人の真価が問われるのではないでしょうか。
現在、この愛知県ではあいちトリエンナーレなる芸術イベントが開かれていますが、展示をめぐる処々の問題で、愛知県知事の記者会見を見ていて愛知県民として恥ずかしく思いました。
半笑いで「僕悪くないもん」と言わんばかりの言い逃れ会見はあまりに見苦しい姿でした。
天皇陛下の御真影を燃やした挙句に土足で踏みつける展示など、いくら芸術と言われても、多くの国民にとってとても容認できるものではない事でしょう。
県民のトップとして、政治家として、判断ミスがあったのならそれをどうリカバリーするかを考えてもらいたいものです。